2014年2月14日金曜日

「福島第一の護岸、セシウム最高値検出」被害拡大一方の汚染水! ところで、これベタ記事なんだけど……

けさ14日の朝日新聞朝刊の社会面のいちばん下に、「福島第一の護岸セシウム7.6万ベクレル」「地下水で最高値検出」という記事を見つけた。

この書き出しはこうだ。

 
 東京電力は13日、福島第一原発のタービン建屋東側の護岸でくみ上げた地下水から、1リットルあたり7万6千ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。護岸の地下水としては過去最高値となる。(『朝日新聞』2014年2月14日朝刊)

 
これって、もう大変な緊急事態なはずだ。

この検出されたセシウムのほかにも、数種の放射性物質も混じっているだろう。

護岸で検出ということは、海に流出していることはまちがいない。

海洋は波があり、潮の流れがあり、この放射性物質は、やがて太平洋一帯に拡散する。

とうぜん、魚介類やクジラなど海の動物も摂り込む。

事実、すでに、たとえば太平洋沖で漁獲されたマグロから放射性物質が検出されたという情報がある。

このまま、汚染水がとめどなく海洋へ流出すると、ほんとうに日本人だけではなく、世界中の人びとが海で泳いだり、もぐったりすることができなくなり、また海産物を食べることもできなくなるだろう。

これはけっして、過言ではない。根拠のある断固とした事実だ。

そして、こんな超重大な出来事が新聞の片隅(ちなみにロト6当選番号のとなり)、ベタ記事扱いなのである。

このニュース、11年の3.11以前なら、新聞では1面巻頭ぶちぬき見出し、テレビはニュース枠だけでなく、ワイドショーでも大騒ぎしていたことだろう。

そして、世界中のメディアもこれを真っ先に伝えたはずだ。

だって、マジで地球存亡の危機なんだもの。

人は嫌なことは早く忘れたいし、慣れや風化もある。

でも、いくら人の関心がうすくなったとはいえ、この事態をベタで扱っていいわけがない。

ところでこのニュース、朝日以外のマスメディアはどんな扱いなんだろうか……。

4 件のコメント:

ロッキー さんのコメント...

14日中日新聞朝刊にはこの記事はありませんでした。小さすぎて確認出来ないだけかもしれません。

「汚染水海洋放出をIAEAが勧告」の記事はありました。

秋場龍一 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
中日新聞はなかったみたいですか。

東京新聞が中日新聞系列なので、原発報道はしっかりやってくれると思っていましたが……。

IAEAが汚染水の海洋放出を勧告って、あまりにも露骨ですね。

ロッキー さんのコメント...

ご指摘の記事は16日(本日)中日新聞朝刊2面に掲載されました。

ロッキー さんのコメント...

14日にコメントしました
「IAEAが汚染水海洋放出勧告」は
「IAEAが汚染水海洋放出提言」で
提言が正しく、勧告は間違いでした。
お詫びして訂正致します。